豊岡小学校にて県産野菜活用促進セミナー

2022.10.26

 茨城県農林振興公社では、県内の小、中学校の児童・生徒を対象に県産野菜活用セミナーを開催しています。今年度は6校を対象として実施することとしており、今回第1回目のセミナーを、7月14日(木)に開催し、常総市立豊岡小学校6年生30名の生徒が参加しました。

 今年度も、昨年に引き続き、新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点から、野菜活用に関する講話と調理実習のデモンストレーションによるセミナーとし、調理した料理を児童に試食していただき、大変好評でした。

 講話では、中川学園調理技術専門学校の中川一恵先生を講師に、食事で野菜を摂ることの大切さや茨城県内の野菜の産地、栄養面での食生活の重要性などについて質問形式で行われ、参加した児童は元気よく手を挙げて答えていました。  

 また、デモンストレーションでは、中川先生とスタッフの方が本県産野菜等を使った「小松菜ともやしのナムル」、「野菜のすいとん」、「とうもろこしのサラダ」の3品について野菜の栄養価や野菜産地の解説を交えながら、手際よく調理する様子を児童が興味深く見学した後、試食では、味わいながらよく噛んで食べる姿が見られました。

 このセミナーを通じて、参加した生徒らの茨城県産農産物への理解促進と食育や地産地消の取り組みを推進していきます。