茨城県施設園芸研究会が「令和7年度冬季講習会」を開催
2026.01.15
茨城県施設園芸研究会では、令和7年12月12日(金)、茨城県農業総合センター園芸研究所において、近年課題となっている「夏季高温期の暑さ対策」をテーマとした「令和7年度冬季講習会」を開催し、会員、賛助会員、県等関係者、49名が参加しました。
筑波大学 つくば機能植物イノベーション研究センター 福田直也教授から、「蔬菜類(キュウリ・トマト)の施設生産に及ぼす暑熱環境の影響とその対策」と題し、〈至適温度域を保ちつつ光強度とのバランスを図る〉ことの重要性や、〈暑熱環境による負の影響と〉、〈施設栽培における暑熱環境対策〉等についてご講演をいただきました。参加者からは活発な質疑があり、中でも「換気の重要性」については講話、質疑応答においても繰り返し触れられ、低コストですぐに実施可能ではあるが、施設形状に合わせた温度測定位置、測定タイミングや頻度などへの工夫が重要であることが示された。
高品質・高収量生産技術に定評がある総合園芸機器メーカー、株式会社誠和からは、「暑さ対策~外気導入など実際の利用方法~」と題し、〈遮光と遮熱を区別して考えること〉や、〈実際のカーテンの開閉タイミング〉や、〈シーズンごとのカーテンや塗布材の使い方〉、〈外気導入例〉等についてお話いただき、参加者との活発な質疑応答があった。高機能ハウスへの関心の高さが伺えた一方、塗布剤の効力持続期間の質問等もあり、低コストでの暑さ対策の必要性が明らかとなった。両講話とも講和後に講師に熱心に質問している様子が見られ、有意義な講習会となった。



