茨城県いちご経営研究会がR6総会等を開催しました

2024.08.08

 令和6年7月19日(金)、茨城県いちご経営研究会は、茨城県農業総合センターを会場に、令和6年度総会、第12回茨城いちごグランプリ表彰式、研修会を開催し、会員及び県・市町村、JA等関係者の66名が出席しました。

 総会では、県産地振興課の水野技術総括、県園芸研究所の神原所長、県青果物地方卸売市場協会の黒澤専務理事、水戸中央青果㈱の高野部長、全農県本部園芸課の小池調査役、県農林振興公社の加倉井常務理事を来賓に迎え、令和6年度事業計画(案)並びに収支予算(案)等について審議し、議案ついては全て原案どおり承認されました。また、役員改選では、会長には鷺谷一雄氏(再任)、副会長には萩谷浩司氏(新任)、栁田浩一氏(新任)が選任されました。

 総会後は、第12回茨城いちごグランプリの表彰式が開催され、審査委員長である園芸研究所の神原所長の審査講評があり、正賞、特別賞の授与が行われました。第12回の「いばらキッスの部」の大賞は、大場いちご園の大場裕介氏(水戸市)、「一般の部」の大賞は、新堀英巳氏(鉾田市、「やよいひめ」)が受賞しました。また、大賞を受賞した大場裕介氏による事例発表も行われました。 

  表彰式後には研修会を開催し、県園芸研究所野菜研究室から「イチゴの栽培支援システムの開発」と「イチゴ育苗期の底面かん水法」について話題提供があり、その後、底面かん水を行っている園芸研究所のハウスに移動して実際の装置を見学しました。参加者からはイチゴの生育・収量を予測できるAI活用の見通しや、底面かん水装置の資材やかん水方法等について活発な質疑応答が行われ、有意義な研修会となりました。