常北中学校にて県産野菜活用促進セミナー

2020.10.15

 茨城県農林振興公社では、県内の小、中学校の児童・生徒を対象に県産野菜活用セミナーを開催しています。今年度は6校を対象に7月から実施しており、今回、10月13日(水)には城里町立常北中学校1年生約100名の生徒が参加し同校体育館にて開催しました。例年のセミナーは県産野菜を使った参加者による調理実習と料理の試食が中心の内容ですが、今年度は新型コロナ感染拡大防止の観点から、野菜活用に関する講話と調理実習のデモンストレーションによるセミナーとしました。

 講話は、中川学園調理技術専門学校の中川一恵先生を講師に、食事に野菜を摂ることの大切さや茨城県内には身近に多くの野菜産地があることなど、栄養面での食生活の重要性を交えた内容でした。デモンストレーションでは、中川先生と2人スタッフが本県産野菜等を使った小松菜ともやしのナムル、野菜のすいとん汁、りんごとソーセージの煮込みの3品を生徒が見守る中、野菜の栄養価や野菜産地の解説を交え、手際よく調理しました。

 このセミナーを通じて、参加した生徒らの茨城県産農産物への理解促進と食育や地産地消につながるような関心の高まりを期待します。