イベント情報

令和6年7月27日（土）第1回 新農業人フェアinいばらき（つくば会場）を開催しました！

ホテルグランド東雲にて、就農セミナーと就農相談会を行い、43名の方にご参加いただきました。

つくば市内の農業法人で5年半働いた後独立就農し、ミニトマトを中心にトウモロコシ、ブロッコリー、カリフラワー等露地野菜を栽培する就農7年目の川上　和浩氏からは、就農までの道筋や農地を借りるポイントなどについてお話をいただきました。その中で、「思っていた通り、計画通りに行くことはほとんどない。大事なことは“修正力”で“いかに悪くしないか”を瞬時に判断することである。」「こだわりが強い方よりこだわりすぎず良いとこ取りをする方が農業に向いている」など実体験を通じて感じることについてもお話をいただきうました。

(株)カモスフィールド（笠間市）にて、現在常陸大宮市の農場長として働く横山 慎一氏から「可能性を広げる雇用就農のススメ」と題し、「農業法人で働く際には、まず職場体験をし、どのような会社か、何を大事にしている会社かを事前に確認し、自分の1年後3年後10年後のキャリアプランを描くことが大事である。また独立就農の支援をしている農業法人もあるので、独立志向のある方は入社時点で伝えておくと、農地の取得や補助金の活用法などのノウハウもサポートしてくれる可能性もある」とお話をいただきました。

参加者からの「天候や作物により業務時間に波があると思うがどのような働き方か」の質問に横山氏から「当社の話で言うと一年を通じて暇な時期はない、一方で残業も多くはない。作物により農閑期・農繁期がはっきりしている農業法人もあるので、職場体験をして聞いてみると良い」と回答があった。

川上氏には、「独立就農する際にあたって、雇用先から得たものの内最も大きかったものは何か」との質問があり、「人脈が大きい。5年半在籍し、直売所等を任され農業関係の人脈を得ることができ就農がスムーズにできた」と回答があった。

独立就農：川上　和浩氏	雇用就農：横山　慎一氏

次回の新農業人フェアinいばらきは、12月14日（土）水戸市で開催予定です。

今後も就農に役立つイベントを企画してまいりますので、引き続き「茨城就農コンシェル」をご確認ください。