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先輩事業者紹介

中山祐美加さん

まつかげ農園 代表 中山なかやま祐美加ゆみか

[経営概要]

畑123aに、ホウレンソウ、コマツナ、ショウガを中心とする露地野菜を作付し、水戸農協や全農茨城VFステーション、スーパーのインショップコーナーに出荷・販売している。現在、労働力は、中山さんと正社員の大浦さんの2人。営農のこだわりは、防虫ネットなどを使ってできるだけ農薬を使用しない生産と、見栄えのする商品づくり。最後の袋詰めでは、野菜の大きさ、形を揃えたり、つめ方を工夫して、きれいな商品を意識している。

中山さんは26歳の時、家族や高校の同級生だった大浦さんに背中をおしてもらい、中学時代からの農業への想いを胸に、一人で就農しました。
就農の動機は、中学校の社会の授業で、農業は後継者不足だと教わり、それなら私が農業をやろう、と思ったから。こんな理由で就農するのは自分くらいだと思っていたら、大浦さんも同じ気持ちでした。また、中山さんには自分の将来にOLのイメージがありませんでした。組織には属さず、男性と対等の立場で仕事をやりたい、そんな気持ちが中山さんを就農へと導きました。

中山さんは、21才の時に、農業で起業するために日本農業実践学園に入学しました。そして卒業後、栃木県の農業法人に3年間勤めましたが、これが中山さんの営農の原点となりました。農業法人で栽培していたホウレンソウ、コマツナなどを中心とした露地野菜経営が中山さんの目指す経営となりました。就農前の研修では、研修受入農家の「好きなものを作ればよい」という指導方針のもと、これら露地野菜を栽培して模擬経営を実践し、就農に向けての準備を進めていきました。
研修期間中に、城里町役場や地元農家の支援を受け、空き家や農地を確保しました。また、機械等を購入する資金は、地元の普及センターや水戸農協に相談する中で、就農支援資金を借入することにしました。販売先の水戸農協も、研修期間中に研修受入農家の紹介でつながりをもつようになりました。

平成24年に、畑50aにホウレンソウ、ショウガ、オクラを作付し、農業経営を開始しました。就農1年目は、農機具がそろっていなかったので、コマツナの代わりにオクラを作付し、手作業でがむしゃらに働いた1年でした。2年目に農機具がようやくそろい、現在のホウレンソウ、ショウガ、コマツナの作付体系となりました。就農3年目、大浦さんを雇用しました。また同時に、これまで水戸農協への出荷だけでしたが、スーパーへの販売も開始し、複数の販路を持つようになりました。現在は、中山さんが生産担当、大浦さんが営業担当と役割分担をして、経営を展開させています。

そして、今、中山さんが抱く目指す経営像は、女性だけで運営する農場をつくること。今の社会では、女性は仕事の補助という立場に置かれやす状況、女性がやりたいと思うことをやることのできる場を提供したい、それが中山さんの将来の経営像だそうです。

[就農希望者にひとこと]

自分がやりたいことを見つけて、それが本当にやりたいことなのかをもう一度見つめ直して、やりたいことを貫いてほしい。農業にも畜産から果樹、野菜作などいろいろあります。農業をひとくくりにしないで、自分に合うものを見つけて下さい。それから、農業でお金は稼げます。

中山祐美加さん

プロフィール:

昭和60年 神奈川県生まれ。短大卒業後、日本農業実践学園で1年間、農業の研修をし、その後、群馬県にある農業法人に就職。3年間、従業員として働くが、茨城県で就農を決意。日本農業実践学園で知り合った農家のもとで1年間研修し、平成24年、26歳の時に役場等関係機関の支援を受け、城里町で就農。平成26年、就農3年目の時、同じ高校の同級生、大浦かおりさんを正社員として雇用し、現在、「まつかげ農園」という名称で、女性2人による露地野菜経営を展開させている。

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