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先輩事業者紹介

田中芳典さん

有限会社 森ファームサービス 農園長 田中たなか芳典よしのり

[経営概要]

茨城県の県西地域にある古河市で、水田60ha、畑50haに、水稲、ソバ、小麦、ジャガイモ、ニンジン、有機野菜を作付けする農業法人。米、ソバは直接消費者に販売し、ジャガイモ、ニンジンは加工業者に契約販売、小麦は農協に出荷している。また、濁酒、ソバ、餅などの加工事業や「ゆるりの森」というレストラン事業にも取り組み、6次産業化を進める。「皆様のふる里になりたい」を経営理念に、消費者との交流にも力を入れ、れんげ祭り、そば祭りなど消費者との交流会も多数開催。現在、役員3名、正社員18名、パート14名が同社の農業を支えている。

田中さんは、大学卒業後、新卒で(有)森ファームサービスに就職しました。
幼少の頃、両親が共働きだったので、田中さんは専業農家だった祖父母の影響を強く受けて育ちました。米作りに取り組む祖父母の姿を見て、農業をやってみたいと思うようになりました。そして、農業への思いをむねに新潟大学農学部に入学し、在学中に「新・農業人フェア」で(有)森ファームサービスと出会い、卒業後すぐに入社しました。卒業後は、「農業で独立したい」という気持ちもありましたが両親に反対され、雇用就農という道を選びました。
栽培の技術や基礎知識は入社してから勉強しました。同じ会社の先輩が教えてくれることもありましたし、ジャガイモの産地見学、アメリカ海外研修など会社が与えてくれた研修の場で、知識を得ることもありました。しかし、それだけでなく自分で購入した本で勉強するなど、自ら学ぶことも心がけて習得に励みました。

(有)森ファームサービスに就職して10年目になりますが、農業は幅広い知識と技術が必要なので、それらを習得するのに苦労しました。また、作付時には収穫の見込み数量を出しますが、そのとおりにいかないこともありますし、できること自体が難しく、悩むこともありました。しかし、それだけに収穫できたときの喜びはひとしおで、その収穫の喜びとすがすがしい環境の中で働くことのすばらしさを、毎年感じて農業をやってきました。

今後は、「記憶から記録へ」を意識して会社のためになる仕事をしていきたいそうです。農業は経験や勘を頼りにして営まれてきました。これからはIT技術を駆使して記録を残し、後輩達を育てていきたいと思っています。記録が財産になる、1回1回の記録を後輩達に託していきたいと田中さんは語っていました。

[就農希望者にひとこと]

理想と現実には差がある、どんな仕事もやればやるほどマイナス面も必ず見えてきます。その時は、最初に心に感じた希望(プラス面)、原点を思い出せば、農業という仕事を勤め上げることができると思います。これは農業だけではない、全ての仕事に言えること。

田中芳典さん

プロフィール:

昭和59年 埼玉県生まれ。祖父は専業農家だったが、親は公務員をやりながらの兼業農家。新潟大学農学部在学中に「新・農業人フェア」東京会場で(有)森ファームサービスと出会い、卒業後同社に入社。就職して4年目、26才の時、同じ会社で働く女性と結婚する。就農6年目に、これまでの努力が認められ、同社の農場長に就任。現在、妻、子供2人と埼玉県で暮らし、同社のある茨城県古河市に自家用車で通勤。

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